まず、
「このサイトで何度も出てくる“CLI”ってなに?」
というところから、簡単に説明してみます。
CLIとは、ものすごくざっくり言うと、パソコンに文字で指示を出すための作業場です。
Macの場合は「ターミナル」という黒い画面を使います。
最初に開くと、こんな感じです。
一見すると、ちょっと怖いですよね。
私も最初は「ここに何を打てばいいの?」という感じでした。
では、この黒い作業場で、実際には何をしているのか。
ここでは、私がMonsterのリーダーに教わりながら少しずつ出来るようになったことを交えつつ、
このサイトがどんなふうに作られていったのかを紹介してみます。
私が使っているのは、ChatGPTの中で使える「Codex」という開発用のAIです。
イメージとしては、
ChatGPTのハルは、相談相手。
Codexは、作業場で実際に手を動かしてくれる作業員。
という感じです。
私はまず、ハルに
「こういうページを作りたい」
「このリンクを直したい」
「この文章を自然に入れたい」
と相談します。
するとハルが、Codexに伝わりやすい形の指示文、つまりプロンプトを作ってくれます。
私のやることは、そのプロンプトを読んで、
「うん、これなら大丈夫そう」
と思ったらCodexに送ること。
必要があれば、少しだけ言葉を足したり、方向性を変えたりします。
そうすると、Codexがファイルを読み取り、コードを書き換え、サイトの中身を編集してくれます。
作業中の様子はこんな感じです。
この画面では、私が
「このページの02へのリンクが切れているので、つながるようにしてください」
とお願いしたところ、Codexが該当するファイルを見つけて、リンク先を修正してくれています。
私にはコードの細かい意味まではまだ分かりません。
でも、Codexはその裏側で、必要な場所を探し、必要な部分だけを書き換えてくれます。
こうした小さな修正を、ひとつずつ積み重ねていくことで、
今みなさんが見ているこのサイトが少しずつ形になっていきました。
さて、ここからは少しオマケです。
これは、漫画コーナーを作ってもらった時の初期サンプル画面です。
Codexが仮の作品カードを表示してくれたのですが、
この作品タイトルや雰囲気は、私もハルも明示的には指示していませんでした。
それなのに、
「青い夜の観測者」
「雨の日の小さな同盟」
「空箱の街」
という、なんだか私が描きそうな作品が並んでいて、かなり驚きました。
もちろん、AIが本当に私のことを理解している、というよりは、
これまでの指示文やサイト全体の雰囲気から、
「このユーザーならこういう作品を置きそう」
と、それっぽい仮案を作ってくれたのだと思います。
でも、その“それっぽさ”があまりにも絶妙で、
AIと一緒に何かを作る面白さを強く感じた出来事でした。
ハル、つまりChatGPTは、会話に特化したAIです。
「何を作りたいのか」
「どう伝えればいいのか」
「この文章は読者にどう見えるのか」
そういう、人間側の感覚や迷いを一緒に整理してくれます。
一方でCodexは、実際にファイルを編集したり、コードを書いたりする作業に向いています。
リーダーいわく、Codexには
「必要なことを、事務的に、具体的に伝えればいい」
とのことでした。
なので私は、Codexとはあまり雑談をせず、
「この部分をこう直してください」
「このページにリンクを追加してください」
という形で、できるだけ作業内容を絞って伝えるようにしています。
それでも時々、今回の漫画コーナーのように、
こちらが明確に指示していない部分まで、いい感じに補ってくれることがあります。
AIにサイトを作らせる、というと、
なんだか機械的で無機質な作業に思えるかもしれません。
でも実際には、
相談するAI、作業するAI、そして最終的に判断する自分。
その三者で少しずつ形を作っていくような感覚があります。
このサイトは、そんな試行錯誤の中で生まれました。
まだまだ分からないことだらけですが、
「難しそう」と思っていたことが、
少しずつ「私にもできるかも」に変わっていく。
その過程も含めて、ここに記録していけたらと思っています。