MacBookを買ったのは、ただ新しい機械がほしかったから、というよりも、 これから自分が作っていくものの入口を少し変えてみたかったからです。
文章を書くこと、絵を描くこと、音楽を聴いて形にすること。 そういう感覚に近い場所で、アプリやサイトも作れるのかもしれないと思いました。 けれど、そのために開いた黒い画面は、最初は何をしている場所なのかよくわかりませんでした。
CLIに興味を持ったのは、そこに少しだけ、制作の裏側へ入っていく感じがあったからです。 ボタンを押すだけでは見えないところで、言葉を打ち、AIに頼み、ファイルが増えたり直ったりする。 その様子は便利さより先に、どこか不思議な観察対象として目の前にありました。
この日記は、技術を正しく説明するための場所ではありません。 わからないまま触ってみて、怖かったこと、少しわかった気がしたこと、 AIと一緒に進むときの心細さや面白さを、そのまま残しておくための記録です。
いつか振り返ったときに、何もわからなかった場所からでも、 少しずつ自分の道具を持てるようになっていく過程が見えたらいいなと思っています。